ボンドの使い分け
TAHARA×Blog
こんにちは。今日は家具づくりにおいて欠かせない木工用ボンドについてお話していきたいと思います。
木工用ボンドは紙や布などにも使えますがその名の通り木の接着に適しております。
なので当社でも芯材やランバーとポリ合板、メラミン化粧板との接着によく使います。
2時間以上圧着させることが必要ですが木工用ボンドは乾くと強度が出てとても強くなります。
ただし、木工用ボンドにも弱点がありポリ合板やメラミン化粧板の化粧面に対しては接着の強さがあまり出ません。
そんな時に使うのがプレフィニッシュボンド(ポリ用ボンド)です。
もちろん同じように少し時間をかけて圧着させることは必要ですがこちらのボンドを使えば普通の木工用ボンドでは適していないポリ合板の化粧面などに対してでもしっかり接着させることができます。
当社でももちろん使い分けており芯材とポリ合板を貼り合わせてフラッシュパネルを作ったり、小口側にダボを入れるときなどには普通の木工用ボンドを、家具を組み立てるときにポリ合板などの化粧面側にダボ接合する場合はそこにプレフィニッシュボンドを使用しております。
今回は木工用ボンドについてのお話でした。
木工をする場合には接着できるもの得意なもの苦手なものを見極めてボンドを使用することをおすすめします。
